Webサイトを作れば、次に行うべきことは集客です。
ただ、Web集客の知識がないままサイト運営をすることも少なくないため、思うようにWebで集客できていない方々も多くいらっしゃるのではないでしょうか!?
今回は、Web集客の基礎知識についてお伝えしていきます。
是非、参考にしてください。
Web集客・Webマーケティングの基本について
サイトでターゲットとなるお客を集客するためには、相応の知識と経験が必要になります。
サイトを作れば人は集まる、ということは一切ありません。サイトを作って、にっちもさっちもいかずに、サイト運営を止めてしまうということは、良くある話なのです。
ですので、サイト運営者は、Web集客の知識を最低限持っておかなければなりません。
Web集客、Webマーケティングを行う方法として、主に3つに分けることが出来ます。
ここでは、「SEO」、「広告」、「SNS」の3つについて詳しく解説していきます。
それでは、それぞれ見ていきましょう。
SEOでの集客
多くの方は、検索エンジンから自然に集客できることを期待しますが、これが非常に大変です。
検索エンジンからの流入を増やす施策のことをSEO対策と呼びますが、この対策は一筋縄ではいきません。
多くの企業は、莫大なお金を掛けてこの対策を行います。広告費以上に費用を投入することもざらであり、狙ったキーワードで検索エンジンの上位に来るように対策するのです。
ただし、お金を掛けたら確実に集客できるかは別問題です。基本的に競合がいる話なので、競合に勝っていかなければなりません。当然、競合も同じように対策しているはずです。
同じ対策となれば、先行してWebサイトを運営している企業にはなかなか勝てません。
SEO対策の中にも多数の種類があり、様々な要素がミックスされて初めて効果を発揮します。
次に、SEO対策を細分化してみます。
外部SEO対策
一昔前は、この対策がかなり有効でした。如何に自分たちのサイトのURLが、他のサイトにリンクされているかが重要だった時代です。
SEO会社に依頼して、SEO会社保有している無数のサイトに自分たちのサイトのURLをリンクしてもらうだけで、一気に検索結果の上位を取ることが出来たのです。
もちろん、多くの企業がこの対策を行っていたため、お金を掛けた者勝ちという感じでした。今ではこのやり方は通用せず、むしろこういった対策を行ってサイトはペナルティ対象で、検索結果の下位に沈んでしまいます。
ただ、本当に良いサイトは、自然にリンクされるため、こういったサイトは評価されます。
内部SEO対策
現在は、この内部SEOに力を入れている企業がほとんどです。サイト構造(内部リンクやページ構成他)、タイトルの付け方、メタディスクリプションの書き方など、非常に多くの対策を講じることが可能です。
どれだけ妥協せずにやり切るかが重要な要素ですが、こちらもSEO対策専門の会社に頼まなければなかなか上手くはいかないかもしれません。
本当に細かで地道な対策となりますが、この内部SEOを行っていかなければ、Web集客は夢のまた夢となります。
コンテンツSEO
2010年以降、トレンドとなっているSEO対策です。
とにかくオリジナリティ溢れる質の高い記事を書く、という単純明快なSEO手法です。
もちろん、書き方、タイトルの付け方、強調タグの使い方、など学ぶべきテクニックがありますが、基本的には労力と時間を掛けて行うSEO対策です。
記事作成代行会社、フリーのライターさんなどに依頼するケースが増えてきている現状ですが、お金を掛けずとも出来ること、成功すれば最も効果の高い対策となり得る可能性があります。
サイトを作れば何とかなる、という方が多いことはお伝えいたしましたが、上記のような「SEO対策を専門家に頼めば何とかなる」という考え方を持つ方も多いのですが、それもまた違います。
中途半端な対策では成果が表れにくく、しっかりと対策をしたとしてもある程度時間が掛かります。その間は投資がかさむため、結果的に投資し続けることに耐え切れず、SEO対策を諦めてしまうケースも多々あります。
そういったことにならないためにも、SEO対策を行う前に、期間や投資額などの計画をしっかりと立てることをお勧めいたします。
広告での集客
現在のWeb広告は非常に多彩です。
正しい広告出稿が出来れば、一気に集客できる可能性があると共に即効性の高い集客手法のため、SEOよりも効果スピードは圧倒的に早いことは間違いありません。
それでは、いくつか主流の広告をご紹介します。
純広告
別名バナー広告と呼ばれ、Webサイト上にバナーやFlashを表示させる広告手法です。
インターネットが始まった初期からある基本的な広告手法であり、現在も主流の広告手法の一つです。
yahooのトップページの右上の広告をイメージすると分かりやすいかもしれません。
純広告は基本的に掲載した時点で料金が発生いたします。
リスティング広告
大きく分けると「検索連動型」と「ディスプレイ連動型」になります。
検索連動型は、googleやyahooなどの検索結果よりも上に表示される広告で、非常に効果的な広告と言われています。ディスプレイ連動型は、広告の内容にマッチしたサイトやブログに広告を出せるメリットがあります。
現在、このリスティング広告は、グーグルアドワーズとヤフープロモーションが圧倒的シェアを誇り、最も主広告手法と言って良いでしょう。
リスティング広告は、クリック課金型の料金体系となっております。
アフィリエイト広告
アフィリエイターと呼ばれる主に個人が運営しているサイトに広告出稿が可能です。
そこまで大きくないサイトがほとんどですが、出稿できるサイトが多数あるため数で勝負する広告手法です。
課金体系は成功報酬型であり、リスク軽減にも繋がる広告です。
アドネットワーク広告
多数のWebサイトやブログの集合体であり、それらを管理する会社が最適な媒体を選び広告を配信する広告手法です。
サイトがカテゴリー分けされているため、広告と媒体がマッチした形で広告配信が可能です。
インプレッション課金(広告が表示された分だけ課金)もしくはクリック型課金が主流です。
DSP広告
デマンドサイドプラットフォームの略してDSPと言います。
DSP広告は、多数のサイト群のネットワークを駆使すると共に、過去の配信結果を元に最適なパフォーマンスとなるようなアルゴリズムが搭載されているのが特徴です。
動画広告
youtubeやニコニコ動画が主な媒体で、近年一気に広告のシェアを広げてきた広告手法です。
動画視聴をしているユーザーに対して、CMのように広告を配信するシステムで、それを視聴するしないかはユーザー判断で可能です。
SNS広告
ソーシャルネットワークであるfacebook、twitter、Lineなどの広告です。
ターゲットを明確にできるメリットがあり、無駄な広告配信を極力減らすことが出来ることが最大のメリットと言えるでしょう。
リターゲティング広告
一度サイトに訪れたユーザーに再度広告を配信する広告手法です。一度サイトに来ているユーザーは、それだけ潜在顧客となり得るため、このリターゲティング広告は非常に効果の高い広告手法なのです。
Web広告を利用している多くの企業が、リターゲティング広告を同時に利用している傾向にあります。
SNSでの集客
ソーシャルネットワークでの集客は、上記のコンテンツSEOと絡めることが最大の効果を発揮すると言われております。
例えば、コンテンツ記事をサイトに追加した後、facebookやtwitterにも掲載し「いいね」や「リツイート」された場合、一気に拡散していく可能性があり、無料でWeb集客できるということで、近年この集客方法が脚光を浴びています。
「バズる」という言葉は、SNSで記事が拡散されることから生まれた言葉です。バズれば数十万PV稼げる可能性もあるほどです。
まとめ
いかがだったでしょうか!?
Web集客・Webマーケティングの基本が、何となくご理解いただけたのではないでしょうか!?
サイトに人を集めるためには様々な方法があることは事実ですが、無知のままそれを行ってしまうと、費用がかさんでしまったり効果を発揮することが出来なかったりということが相応にあります。
全ての広告代理店が正しいことを教えてくれることはあり得ないため、Web集客の知識と経験を積み重ねていく必要があるのです。
是非、上記参考にしてみてください。
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